水道水そのまま絶対NGです。
「え。飲水でしょ?
水飲んでもお腹痛くならないモン。
雑菌とか大丈夫」
と思う方もいらっしゃると思います。
ダメな理由はこれ。
水の中に少々のバイキンがいたとしても
もし「飲んだら」
あとは胃酸がバイキンを殺してくれるので平気です。
しかし鼻から「うがい」した場合は違います。
鼻は胃のように殺菌するための
胃酸のような強力殺菌ツールがありません。
鼻うがいすると副鼻腔と呼ばれる
鼻の奥にあるお部屋に必ずといっていいほど水がたまります。
バイキンにとって
このあたたか~い、水が溜まったような場所は
むしろ、だ~い好きな環境。
爆増されても不思議ではありません。
なので
水は必ず煮沸して滅菌して使いましょう。
また
せっかく鼻うがいの目的を達成するならば
必ず鼻の奥の小部屋(副鼻腔)から水を出すことが大事。
お辞儀した状態でフッフッと鼻から勢いよく
息を出して鼻の奥に溜まった水を出してしまいましょう。
それから、
必ず「塩」を入れてやってください。
間違っても白湯のままやらないこと。
鼻の中がめっちゃ痛くなります。
もう二度と鼻うがいしたくなくなる心境になるので要注意です。
きちんとした手順で鼻うがいを行えば
鼻が詰まっているような鼻炎の方ほど
「こんなに息ってハナから入ってくるんだ!!」
と鼻を疑うくらい、スーっとします。
コロナ予防にも一役買ってくれます。
塩加減は正確な方がいいです。
塩加減が薄かったり、濃かったりすると
痛い感覚の不具合が生じます。
塩は500ミリの白湯に対し4.5グラム(生理食塩水)
きっちり守りましょう。
「測るの嫌。」
そんな方に朗報です。
ペットボトルのキャップすりきり一杯。
コレがなんとぴったり4.5グラム。
500ミリの白湯に溶かしてみるとまちがいなく
痛くなーい鼻うがい用白湯になります。
余談ですが
ネティポットは専用のものを買いましょう。
- 100均一の水のみ
- 急須
などでもイケそうな気がしますが
やってみたところ
どちらとも先が尖っていて
危うく鼻血が出るとこでした。
危険ですのでやめましょう。
(ネティポットリンク貼っときます。)
- 鼻うがいの水は必ず煮沸し、人肌になった白湯を使いましょう。
- 鼻うがいが終わったら必ず顔を下に向けて(お辞儀した状態)でフッフッと鼻から勢いよく息を出しましょう。これで鼻の奥のお部屋(副鼻腔)に溜まった水を全部出してしまいます。
- 白湯には必ず塩を入れましょう。
- ちゃんとした「ネティポット」で行いましょう。