アーユル先生
ニュートンは子供の頃から大好きな雑誌。豊かな挿絵で意識の世界がミクロからマクロまで広がる気がしてます。
インド哲学、ギータなどによれば世界の「存在」はリーラ(遊戯・幻)と呼ばれています。この世のすべてのものは「夢」のようなもので「非真実」であるとも。
2020年4月号のニュートンは面白い特集です。
世界はリーラ。
この言葉が物理学ので世界でも証明されつつあります。
「存在」とはなにか。物理学から見た不思議な「存在」についてがわかる1冊。
本の要約
- 世界の全ては「完全に決まった状態」ではありえない。人が観測を行った瞬間電子の波が1箇所に縮んで電子の位置が1箇所に決まる。それまでは決まっていない。
- 電子Aが観測された世界Aと電子Bが観測された世界Bと電子Cが観測された世界Cはそれぞれ枝分かれして存在する
- あり得た世界は今いるあなたの世界とは枝分かれして互いになんの影響も及ぼさないようになるが、そのような世界は依然として「同時に存在」し続けている。
- 2つのボールがあれば小さな傷などで識別可能。ボールの2つは厳密には同じボールではない。しかし「電子」は2つあれば厳密に識別は不可。2つとも全く同じ。
- 地球上の電子も何万光年先にある電子も全く同じ。厳密には区別がつかない。本質的にはすべてのものは電子レベルでは全く同じ。
- 世界の物質は本当は色を持っているわけではなく、光の波長の反射があるだけ。今見えている色や物質の形は脳で作られた映像の世界。
- 私達が知覚している世界は「真の世界」ではない。本当は物質の波動と反射、周波数があるだけ。
- 私達の体を作る「原子」はもっと小さくしていくと原子の中心に原子核とその周りを回っている電子になる。世界には厳密にはすべてに同じ原子核と原子があるだけ。
- 原子核の大きさは原子の10万分の1の大きさ。東京ドームを原子の大きさとしたら原子核はたったのビー玉くらい。原子は極めて中が空っぽ。原子の中身は本当は空間が99・9999%。ほぼ空間。私達の体はほぼ空間。
- ほぼ空間である私達の体に触れるし実態があるように見えるのは原子の「反発力」のおかげ。お互いの原子同士が接近すると電子はマイナスの電気を帯びているので互いに反発し合う。この反発力のおかげで「すり抜け」がおこらずにすんでいるが本質は中がほぼ空間の物質。
博多ひよこ
アチキもあなたも本当は、ただの電子の集まりでおんなじもの…。
アチキはひよこやっけど
あなたはひよこで…ひよこはあなた。全くおんなじものでできとる。うそやん!!!!
アチキはどう見てもひよこっぽく見えるばい!!!
信じがたか事実やっけど…
おまけに中身スカスカひよこだったなんて。
反発力のおかげであるように見えてるひよこは本当は中がスカスカの空間が99.999%の物質だったなんて…結構衝撃の事実ばい。
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