ドーシャとはサンスクリット語で「乱すもの」という意味。基本3つあります。
- ヴァータ
- ピッタ
- カファ
「体質」と訳す人もいますが、正確には「特徴をもった3つのエネルギー」のこと。
どんな人もこの3つのエネルギーは存在していて
生まれたときに配合が決まります。
その「生まれ持った配合」が人それぞれ違うので
「体質」という意味にとらえることもあります。
この3つのエネルギーは生まれたときのベースはあるのですが、
季節によって、日によって、時間帯によって、
どこに住んでいるかによって、食べ物によっても
時々刻々とその配合は細切れに変化しています。
そのドーシャのエネルギーはおおむね「増える」と乱すものになります。
何を乱すか?
私たちの「体、組織」の正常な働きを乱すものになります。
だから「乱すもの」っていうあだ名がついちゃったわけ。
これで、ドーシャが増えると「体の働きを乱す」ことがわかった。
じゃ、「ドーシャが増える」ってどういうこと?
ドーシャはそれぞれ3つともエネルギーに特徴があります。
例えば
ヴァータのエネルギーには「冷たい」という性質・特徴があります。
だから「冷たい・寒い」ことはヴァータを増やします。
「冷たい性質が加わるともっと冷たくなる」自然の法則。
ヴァータの性質が付け加えられるとヴァータのエネルギーが増える。
ということ。
こんなふうに日々、刻々と増減を繰り返しながら
日々細かに変化している生体エネルギー。
それがドーシャなんです。
広告