ひとまずすぐにできることは
外陰部を観察してどんな状態にあるのかを観察しましょう!
●もし汚れが溜まっていたら石鹸は使わずにお風呂のシャワーでコットンを使ってやさしく汚れを取り去ります。
●水で落ちにくい汚れが強い場合はきれいに洗浄したほうがいいですが、やはりオーガニックで天然素材を使ったものがいいと思います。フェミニンケアといいながらも界面活性剤など強い成分が入っているものもあるので注意して選ばれる方がいいです。個人的にはBIOTURMのWASH GEL(オーガニックの乳酸が入った天然素材のフェミニンケア専用の洗浄ジェル・ドイツ製)がおすすめです。
●その後でどうしても痒みや炎症があるうようならひとまずオーガニックのローズウォーターをコットンに浸してやさしくローションします。
ローズウォーターはアーユルヴェーダでは炎症を鎮静してくれる作用があるといわれています。また外陰部は経皮吸収が他の皮膚より20倍もあるといわれているのでオーガニックで余計な添加物の入っていない安全なのものがいいでしょう。
●もし、陰部が赤くただれているようなら少しの時間だけでも陰部への物理的な負担を避けるためにふんどしを使用したりパンツを履かずに開放する時間を作って刺激しないでいてあげる時間を少しでも作ってあげましょう。(個人的にはウコンで染めたふんどしはおすすめ)
●できればおりもの用ナプキンではなくオーガニックのガーゼを何枚か用意してそれをしばらくただれがおさまるまで使用してみましょう。このオリモノ専用シートで蒸れたり擦れたりして悪化するケースが結構あります。オリモノがたくさん出たらとりかえてローズウォーターをコットンにつけてこまめに拭き取ってあげましょう。
●自分の膣内のフローラが気になるという場合は自分の膣内フローラをチェックしてくれる検査キット(4千円くらい・サンプルを送って検査してもらう)があるようですので、そちらも利用するといいかもしれません。
●少し患部が落ち着いてきたら、オイルをコットンに浸して当てる「ピチュ」というフェミニンケアもあります。
痒みが続いたり陰部に異変が起きていたりしていれば勇気を出して産婦人科に行ってで原因を特定してみましょう。原因は細菌性膣炎のことが多いですが、特定の菌には特定の対処法があるので原因を追求するのは安心するし、大切です。