質問お答え集

ナスヤってナニや?

Kさん
Kさん

教えてほしいことがあります。ナスヤのこと。

ナスヤオイルとか言ったりしてるオイル?について。

どんなオイルが良くて
いつやるのがよくて
そもそもの効果ってなんだろう、など気になってます。

アーユル先生
アーユル先生
 オイルだけではなくいろいろな薬効成分を鼻から入れるトリートメントを【ナスヤ】といいます。アーユルヴェーダでは鼻は脳への入り口とされ、【ナスヤ】は鼻のケアもさることながら「脳・神経のケア」にも通じています。

ナスヤの期待される効果としてはざっくりと古典には

  1. 視力、嗅覚、聴力が冒されない
  2. 白髪にならない
  3. 髪の毛が生えて毛根が強くなる
  4. 頭部の血管が強くなる
  5. 顔がパッっと輝くように美しくなる
  6. 声の調子が良くなる
  7. すべての感覚器官が力強くなる
  8. 鎖骨から上の病気が起こりにくくなる
  9. 年をとっても老いが頭部に来るのが劇的に遅くなる

その他にも

  • 鼻のトラブル
  • 頭痛の緩和
  • アレルギーの緩和
  • 不眠・ストレスの緩和
  • 顔面麻痺 顔面神経の痛み
  • 顎の痛み

などのことも効果が期待されています。

鼻の穴に入れるだけにしては豪勢な効果なので

かなりのお得感は否めないと思います。

ポイントとしては

鼻に入れるオイルは各鼻の穴ひとつにつき2滴まで。

2滴以上入れる場合はその日の天気を選んだり、

終わったあとにいろいろな制約があるので、専門的な機関で行う必要があります。

 

鼻に入れるオイルですが、インドのアーユルヴェーダの病院などで一般的に使われることが多い有名オイルは「アヌタイラ」と呼ばれる薬用オイルです。

アーユルヴェーダの古典書にもキッチリ作り方が明記され、数千年たった今でも

このレシピは使われています。しかしこのオイル、がなかな入手するのが困難。

東京のインド食品店で売っているのを以前見たことがありますが、基本はインドでしか手に入らないシロモノ。

個人的にはバニヤンカンパニー(米国製品)のナスヤオイルはオーガニックでこだわりがあり、なかなか使いごごちや使用感や効果も良い感じでおすすめでもありますが残念ながら日本では販売されていないようです。

代用品としてはごま油でもOK。

「中華料理のニオイを一日中嗅げというのか」

と思う方ご安心を。

ごま油はインドでも「太白ごま油」という焙煎していないごま油を使用するのが一般的で、これにニオイはありません。

一滴ずつ入れるのが大事なのでドロッパーもとても大事です。きれいで清潔なものを使用しましょう。

もしくは、綿棒にオイルをつけて

鼻の穴をホジホジする。

もしく小指あたりにチョチョっとごま油をつけて

鼻の穴をホジホジする。

ビジュアル的にお恥ずかしいかもしれませんが

むしろ古典には

アートレーヤ師
アートレーヤ師
「己の指によって行うべし」
アーユル先生
アーユル先生
 と指鼻ホジホジは大歓迎されています。

誰もいないところで心置きなくやっていただければ

ドロッパーなどいりません。

ナスヤのタイミングについて

オイルを入れるタイミングについて古典にはいろいろエントリーされていますが

おすすめは朝起きがけ。

「寝耳に水」ではなく 「寝鼻に胡麻油(ごまゆ)」という感じ。

寝耳に水同様「オドロキ」の効果を体験する可能性があります。

 

ナスヤ手順アーユルヴェーダのナスヤについて...

ナスヤが慢性鼻炎に効果あったよという論文

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22557218/

顔面神経麻痺にナスヤが効果あったよという論文

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27532316/

ナスヤが強直性脊椎炎 ( ankylosing spondylitis )に効果あったよという論文

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27297511/

ナスヤがアレルギー性鼻炎の予防になったよという論文

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24279907/

ナスヤが頚部脊椎症(cervical spondylosis)に効果あったよという論文

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22048545/

ナスヤが肩こりのマネジメントにとてもいいよという論文

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22048545/

 

 

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